ヤマト未払い残業代支給へ

熊本県医療介護福祉労働組合連合会

2017年03月09日 20:04

ヤマト未払い残業代支給へ
宅配便最大手のヤマトホールディングスが、約7万6千人の社員を対象に未払い残業代の有無を調べ、未払い残業代について過去にさかのぼって支給する方針で、支給総額は数億円にのぼる可能性があります。
サービス残業が広がる宅配現場の改善に向け、まずは未払い分の精算をした上で労使が協力して労働環境の正常化を進めるとしています。
同社の宅配ドライバーは、専用端末を使って勤務時間を管理。しかし、端末の電源を入れる前や端末返却後にも仕事が行われ、サービス残業が常態化していました。





熊本日赤ではどうでしょうか・・・?


・昨年12月に時間外勤務命令簿の記載の仕方が若干変わりましたが、皆さんは申請をしやすくなりましたか?

・始業前に働いた分は時間外請求できていますか?

・夜勤等で休憩が取れなかった場合、”休憩取れず”で時間外請求していますか?

・朝食配膳のため、早く出勤してお茶配っていませんか?

・全職種の新採用者のみなさん。働いた分は時間外請求できていますか?

・「自分の時はサービス残業なんて当たり前だった」と、部下にも同じ事を求めていませんか?




他の日赤施設では組合の要求に応え院長が「時間外労働についてのトップメッセージ」を発信したところもあります。以下トップメッセージ抜粋
『すべての職員が気持ちよく働ける病院となるために、「サービス残業をしない、させない職場風土作り」を目指しています』



サービス残業の問題はその施設の管理職の意識と姿勢で改善されると言われます。
立場の弱い職員の自己責任にするのではなく、職員の健康と働きやすさを守り、患者さんへの医療サービスの向上につなげる為にも管理職には行った時間外は把握し支払う、命令簿には必ず申請させる、するように促す努力が必要です。

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