2020年04月22日
コロナ拡大/医療現場の人員不足深刻
私たち熊本県医労連の上部団体である日本医労連が、COVID-19に対応する医療現場の緊急調査を行い、全国の病院の医療崩壊寸前の生の声を発信しました。その記事が産経新聞に載りました。※直撃Liveグッディ(フジテレビ系列)でも取り上げられました。
産経新聞net2020.4.19 (誌面では4.20朝刊)
新型コロナウイルスの感染拡大で、医療の最前線で感染患者の命を救う看護師らの労働・生活状況が厳しさを増している。マスクや防護服などの深刻な不足に見舞われる中、一刻を争う医療現場の対応に追われ、院内感染の恐怖が常につきまとう。一方で、休校措置が続く子供のために仕事を休まざるを得なくなる人もおり、職場環境の悪化を招いている。周囲から家族が差別的扱いを受けているとの悲痛な訴えも出ている。・・・(中略)
看護師や介護職員らでつくる日本医療労働組合連合会の調べでは、マスク不足への苦悩や不満が目立った。医師が1日1枚なのに対し、看護師は2日に1枚というところもあり、「使用済みのマスクを『ビニール袋』にしまい、2日使用することの感染リスクを考えると納得がいかない」との意見が寄せられた。
深刻だったのは、子供の休校措置による影響だ。総じて看護師の2割が休暇を取らざるを得ず、外来休診・新規患者の受け入れ停止に追い込まれたり、休んだ看護師の分、他の看護師が長時間労働や夜勤回数の増加を強いられたりしているケースも出ているという。
「夫が会社から出勤を停止された」「子供の保育所から通園を拒否された」。感染リスクと隣り合わせの職場のため、家族が偏見や差別的扱いを受けているとの訴えも相次いだ。
https://www.sankei.com/life/news/200419/lif2004190043-n1.html

日本医労連記者会見の模様
Posted by 熊本県医療介護福祉労働組合連合会 at 14:26│Comments(0)
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