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Posted by おてもやん at

2016年09月04日

*社長のトップメッセージ「ハラスメントはあってはならない行為」

こんにちは。
昨年の病院前組合宣伝から、労働組合にはハラスメント被害を訴える声が寄せられています。
本来、職場で部下や後輩を持つ者の振る舞いには職場環境を快適にすること、職員を個人として尊重することが求められます。
残念ながら組合に寄せられる相談は、そのような「職員を個人として尊重」しているとは程遠いものもあります。

このたび、東京に本部のある全日本赤十字労働組合連合会の長年の要求で、日本赤十字社 近衞社長のハラスメント防止トップメッセージが「赤十字の動き5・6月号」(p,7)に掲載されました。
以下はその内容です。



ハラスメント行為は人の尊厳や人格を不当に傷つける人権にかかわる問題であり、あってはならない行為


日本赤十字社の事業は長年にわたって、広く国民の理解と信頼によって支えられてきています。
事業の透明性や説明責任の確保がより求められる今日、職員全員は改めてこれを十分に自覚し、法令・規則の遵守はもとより、職務の執行にあたっては、法令の背後にある「社会環 境の変化や社会の要請」に常に敏感であり、人々の信頼を損なうことがないよう、職員一人ひとりがコンプライアンス意識の高い組織を目指す必要があります。
コンプライアンス意識向上は、私たちが組織としてよりどころとする「ミッション・ステートメント」を実現する上で 必要不可欠なものであることは言うまでもありません。
コンプライアンスの課題の一つとして、昨今注目されているハラスメントへの取り組みとしては、「日本赤十字社ハラスメント防止規程」を制定し、職場におけるハラスメントの防止を図り、個人として尊重され、相互に対等な関係で、快適に働くことができる職場環境の実現を目指しています。

ハラスメント行為は人の尊厳や人格を不当に傷つける人権にかかわる問題であり、職場環境の悪化を招きます。
ひいては、社内のみならず社外にも日赤のイメージダウンにつながる、あってはならない行為です。

当社は、法令遵守にとどまらず、すべての職員が互いに尊重し合える、安全で快適な職場環境づくりに取り組み、国民の声に常に敏感に応えていく必要があります。
このため、管理職をはじめとする全職員は、研修などにより、ハラスメントに関する知識や対応能力を向上させ、まずは社内的にそのような行為を発生させない、許さない企業風土づくりを心掛け、常に社会環境の変化や社会の期待に、柔軟に対応していく体制を心掛けていただきたいと思います。

日本赤十字社 社長 近衞忠煇

  


Posted by 熊本県医療介護福祉労働組合連合会 at 07:30Comments(0)その他の労働条件関係